誹謗中傷に立ち向かう:日本選手の努力とSNSの問題

こんにちはantakaです。

 

パリ五輪で連日活躍する日本選手たち。

 

しかし、彼らの努力や成果が一部の心ないSNSユーザーによる誹謗中傷によって台無しにされています。

 

準々決勝で敗れたバレーボール男子日本代表がその標的となり、特に西田有志選手や小野寺太志選手には過激な投稿が相次ぎました。

 

 

以下は、実際に見られた誹謗中傷の一部です:

  • 「西田、小野寺はもう引退でお願いします」
  • 「サーブミスとかゴミ」
  • 「素人でもクソだとわかる」

西田選手は自身のアカウントでこれをリポストし、「挑戦することの大切さを忘れてはいけない」と訴えました。

 

彼は、「自分の大事な友人や家族が一生懸命に何かに挑戦し、それでも届かなかった時に同じことを僕は言わないようにしたいです!!」と心からの思いを語りました。

 

特に第5セットでサーブをミスした小野寺選手には、非常に侮辱的な投稿が集中しました。

 

しかし、小野寺選手はX(旧Twitter)で「一部の方からの誹謗中傷もコメントやDMに届いていますが、僕があの場面でミスをしてしまったのも事実ですし、そのような意見があるのも仕方のない事だと思います」と受け止め、「それ程僕たちの試合を応援してくれていた人が多かったんだなと感じています!」と前向きに語りました。

 

また、柔道女子52キロ級で敗れた阿部詩選手にも辛辣な声が届きました。

 

彼女は、「選手は全てをかけて頑張っているので、温かい言葉が人としてうれしい」と語りました。

日本オリンピック委員会JOC)はこの問題に対して緊急声明を発し、誹謗中傷の拡散を控えるよう呼びかけました。

 

SNS等を通じた皆さまからの激励・応援メッセージは、アスリート、監督・コーチへの大きな力となっています。その一方で、心ない誹謗中傷、批判等に心を痛めるとともに不安や恐怖を感じることもあります。TEAM JAPANを応援いただく皆さまには、誹謗中傷などを拡散することなく、SNS等での投稿に際しては、マナーを守っていただきますよう改めてお願い申し上げます」との声明を発しました。

 

それでもなお、匿名の陰に隠れて言いたい放題を続ける人たちの「言葉の刃」が選手たちの心を傷つけています。

 

選手たちは、ただ純粋にスポーツを愛し、その道を極めようとしています。

 

彼らは日々の厳しいトレーニングを経て、夢の舞台で戦っています。

 

その努力や汗、涙を無視し、無責任に批判する行為は、許されるものではありません。

 

この問題に対して声を上げ、誹謗中傷に立ち向かうことが求められています。

 

選手たちの努力を讃え、応援の声を送りたいものです。

 

そして、心ない言葉を発する人々に対しては、毅然とした態度で対抗する必要があります。

 

誹謗中傷は決して容認されるべきではなく、このような行為を止めたいものです。

 

日本選手たちが全力で戦う姿に、全力で応援の声を届けたいものです。

 

それが彼らにとって最大の力になると考えます。

 

ご覧いただきありがとうございました。🌸