こんにちはantakaです。
東京都千代田区の靖国神社で発生した器物損壊事件において、警視庁公安部は、中国籍の男3人に対して器物損壊と礼拝所不敬の疑いで逮捕状を取得しました。
このうち2人はすでに中国に出国していますが、1人は日本国内におり、逮捕に向けた捜査が進行中です。
事件の詳細
日時と場所
事件は5月31日午後9時55分から午後10時までの間に発生しました。
靖国神社の入り口にある「社号標」という石柱に、赤いスプレーで「Toilet（トイレ）」と落書きがされました。
翌朝、通行人が発見し、周囲にいた警察官に通報しました。
関与者の行動
3人のうち1人が落書きを行い、もう1人がその様子を撮影していました。
この2人は6月1日未明に中国・上海へ出国しました。もう1人の男は日本に住んでおり、2人と行動を共にしていました。
動画投稿
落書きの様子は、中国の動画投稿アプリ「小紅書（レッド）」に投稿されていました。
動画によると、男は石柱に登り、放尿するようなしぐさをした後、赤いスプレーで「Toilet」と書いて立ち去りました。
男は英語で「アイアンヘッド」と名乗っていました。
外交的対応
事件を受けて、上川陽子外相は6月4日の記者会見で、中国政府に対して懸念を伝えたと明かしました。
一方、中国外務省の毛寧報道官は6月3日の記者会見で、中国公民に対して現地の法律を遵守し、理性的に訴えを表現するよう注意を促しました。
礼拝所不敬罪について
礼拝所不敬罪では、仏堂や墓所など宗教的な崇拝尊敬の対象に対して、公然と不敬な行為をした者に対し、６か月以下の懲役か禁錮、または10万円以下の罰金が科されます。
容疑者の発言
この事件に関与したとされる董光明容疑者は、中国・北京でJNNの取材に応じ、「出頭しない」と主張しました。
董容疑者は「出頭しないし、後悔もない、怖くもない。日本の警察は幼稚園児のようだ。
逮捕状を出してもいいさ、何の意味もない」と発言しました。
彼は容疑を認めた上で、動機については福島第一原発の処理水の海洋放出に抗議するためと改めて主張しました。
【言及】「出頭しない」靖国神社に落書き容疑、指名手配の中国人が取材に応じるhttps://t.co/gu9kJN12uM
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2024年7月9日
男は中国・北京でJNNの取材に応じ「出頭しない」と主張。「出頭しないし、後悔もない、怖くもない。日本の警察は幼稚園児のようだ。逮捕状を出してもいいさ、何の意味もない」と話している。
過去の関連ブログ記事
実は、このような事件に関連して、以前にも靖国神社についてのブログ記事を執筆しました。以下のリンクからご覧いただけますので、併せてお読みください。
まとめ
今回の事件は、靖国神社という歴史的かつ文化的に重要な施設に対する重大な不敬行為として、多くの人々に衝撃を与えました。
このような行為が二度と起こらないよう、関係者には厳正な対処を求めたいと思います。
特に、器物損壊や礼拝所不敬といった行為は決して許されるべきではなく、法の厳格な適用が必要です。
董光明容疑者の発言からも分かるように、彼らが犯した行為には全く反省の色が見られません。
このような態度に対しても、厳しい罰則を適用し、再発防止に努めることが重要です。
外交的な圧力や配慮によって軽い処罰で済まされることなく、法に基づいた(礼拝所不敬罪などの)厳正な対処を期待しています。
これにより、他の宗教施設や文化財に対する敬意を保ち、守るべき価値を次世代に伝えることができるでしょう。
ご覧いただきありがとうございました。🌸
