こんにちは、antakaです。
海外で働くことに興味を持つ日本人が増えている中、特にアジアの国々はその魅力的な選択肢となっています。
経済成長が進み、文化や習慣が日本に近いアジアの国々では、高い報酬と新しい経験が待っています。
この記事では、シンガポールやオーストラリアなどで活躍する日本人の具体例と共に、東京と海外での職業別平均給料を比較しながら、海外での挑戦がもたらすメリットについて探っていきます。
アジアでの働き方の魅力
海外で新たな人生を切り開こうとする日本人にとって、アジアの国々は魅力的な選択肢となっています。
経済成長が進み、格安航空会社(LCC)の普及により、アジア各地への行き来が容易になりました。
また、文化や習慣が日本に近く、親しみやすいという点も大きな魅力です。
日本との時差が少ないため、まるで国内で働くような感覚でアジアで働くことができます。
シンガポールでの挑戦
日本で美容師として働いていたある人物は、シンガポールに渡り、新しい生活を始めました。
シンガポールの金融街や飲食店街が隣り合う地区にある、日本人オーナーが営むヘアサロンで働いています。
収入は日本の約2倍に達し、月に1回の国外旅行を楽しみつつも、貯金も増えるという理想的な状況です。
シンガポールでの経験を通じて、日本では得られないスキルや知見を身につけています。
オーストラリアでのトリマーの働き方
大阪府出身の人物は、オーストラリアのシドニーでペットトリマー(グルーマー)として働いています。
英語力の向上や効率的な働き方を学び、日本では1日3頭が限界だった犬の世話も、オーストラリアでは1日7〜8頭までこなすことができます。
この効率的な働き方は、日本に帰国後の独立にも役立つと感じています。
日本人職人のブランド化
日本人の高い技術力と真面目な働き方は海外でも高く評価され、「日本人の職人」がブランド化しています。
特にアジア太平洋地域の主要都市では、東京よりも高い報酬が提示されることが多く、為替の円安もこの差を拡大させています。
こうした評価は職人だけにとどまらず、英国は2024年から日本人のワーキングホリデー受け入れ枠を大幅に拡大し、日本の若者を労働力として取り込もうとしています。
海外での経験が日本に与える影響
日本にとって、海外で働く若者たちは貴重な資源です。
彼らは海外で技術や商才を磨き、日本に戻ることで日本の労働環境を改善する可能性があります。
例えば、インドではかつて「頭脳流出」と嘆かれた若いITエンジニアたちが、異国で技術と商才を磨き、インドに戻ってスタートアップの隆盛を支えています。
日本でも、海外で働く若者をブランドアンバサダーや未来の革新者として捉え、日本の成長戦略に生かすしたたかさが求められています。
こうした経験を持ち帰ることで、日本の労働環境を変えるきっかけとなり得るのです。
東京と世界の給料比較
すし職人
- 東京:
- 月給: 約25万円から40万円
- 年収: 約300万円から500万円
- バンコク:
- 月給: 約40万円
- シンガポール:
- 月給: 約45万円から65万円
- シドニー(パート):
- 時給: 約2,600円
ラーメン店の店員
- 東京:
- 月給: 約20万円から30万円
- 年収: 約240万円から360万円
美容師
- 東京:
- 月給: 約23万円から30万円
- 年収: 約280万円から360万円
- シンガポール:
- 月給: 約70万円
- 香港:
- 月給: 約30万円から80万円
ペットトリマー
- 東京:
- 月給: 約21万円から29万円
- 年収: 約250万円から350万円
- シンガポール:
- 月給: 約40万円から60万円
- シドニー(パート):
- 時給: 約2,700円
- 香港:
- 月給: 約50万円から70万円
まとめ
海外で働く日本人の経験は、彼ら自身のスキル向上だけでなく、日本の労働環境の改善にもつながる可能性があります。
文化や習慣が近いアジアでの挑戦は特に魅力的であり、彼らの成功は「日本人の職人」としてのブランドをさらに強化するでしょう。
私自身も内装業に従事しており、いつかは海外で働きたいと考えています。
内装業の技術も海外では高く評価されることが多く、このような海外での経験を活かして、日本に新たな風を吹き込むことを目指しています。
ご覧いただきありがとうございました。💮