こんにちはantakaです。
最近、犬の散歩をしていた時のことです。
歩道を歩いていると、向こうから小学生くらいの子供とその親が自転車に乗ってこちらに向かってきました。
どちらも歩道を走行しており、私と犬のすぐそばをすり抜けるように走り抜けたのです。
ぶつかりそうになり、とてもヒヤッとしました。その瞬間、「もしかして、親はもちろん、子供も車道を走るのが法律で定められているのでは?」と思い、改めて自転車の走行ルールについて調べてみました。
自転車の走行ルールについて
日本の道路交通法では、自転車は原則として車道を走ることが義務付けられています。
これは自転車が「軽車両」として扱われるためで、基本的には車両として車道を走るべきとされています。
ただし、以下のような例外が設けられています:
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歩道走行が認められる場合
13歳未満の子供、70歳以上の高齢者、身体に障害がある人などは、歩道を走行することが許されています。なお、大人が無許可で歩道を走行した場合には、最大20,000円の罰金が科される可能性があります。この罰金規定は、歩行者の安全を守るためのものです。
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「自転車通行可」標識がある歩道
標識が設置されている場合、自転車が歩道を通行することができます -
安全確保のため
歩道を通行することが適当と判断される場合(例:危険な交通状況など)、自転車は歩道を走行することが許可される場合もあります。
さらに、13歳未満の子供と親が一緒に自転車で走行する場合、必ずしも親が車道、子供が歩道を走る必要があるとは法律で定められていません。このような状況では、親も子供と一緒に歩道を走行することが許されることがあります。具体的には、「安全確保のため必要と判断される場合」や「自転車通行可」の標識がある歩道であれば、親も歩道を通行することが許可されています。
しかし、歩道を走行する際には以下の点に注意が必要です:
- 歩行者を優先し、すぐに停止できる速度で走行すること
- 安全なルートを選び、周りに配慮しながら走行すること
自転車走行のルールは、安全な通行と歩行者との共存を目指したものです。私も今回の出来事を通じて、自転車の正しい利用方法と周囲への配慮の大切さを改めて感じました。
安全対策としてヘルメットの着用を!
今回のようなケースでも、もしもぶつかってしまった場合には転倒するリスクが非常に高くなります。
自転車はたとえ歩道であっても、他の歩行者や障害物と接触することがあり、その結果として重大な怪我を負うこともあります。
そのため、自転車に乗る際にはヘルメットを必ず着用することを強くおすすめします。
万が一の事故が起きた際、ヘルメットを被っていることで頭部へのダメージを大幅に軽減することができます。
特に小さな子供にとっては、ヘルメットが命を守る重要なアイテムとなります。
皆さんも、家族全員の安全のためにヘルメットを準備し、必ず着用するようにしましょう。