松本人志不在のキングオブコント2024、飯塚悟志の審査スタイルが波紋を呼ぶ理由

こんにちはantakaです。

 

キングオブコント2024』の審査結果が大きな波紋を呼んでいます。

 

今年の審査員として注目を集めたのは、松本人志さんの代わりに審査委員長的な役割を担った東京03飯塚悟志さんです。

 

しかし、その審査スタイルに対して、世間からは厳しい意見が寄せられています。

https://x.com/koc_staff

ラブレターズが優勝を飾った今回のキングオブコントでは、飯塚さんがファーストステージでの審査において独自の採点基準を見せました。

 

彼は1位から3位までを明確に1点ずつ差をつけるなど、他の審査員と異なる点数の付け方をしました。

 

特に「ファイヤーサンダーに98点、隣人に91点で7点の差をつけた」という評価は、非常に大きな影響を与えたとされています。

 

これにより、ファイヤーサンダーが1位通過した背景には飯塚さんの高得点が後押ししたとも言われています。

 

飯塚さんの点数の付け方は、他の審査員と比較して点数幅が広く、また「94点・95点」といった点数を連発しなかったことからも、彼の採点基準が独自のものであることがわかります。

 

この独自性が評価される一方で、視聴者からは「審査員の好みが強く出過ぎている」との批判も少なくありません。

 

特に、ニッポンの社長のネタに対して「セットが壊れるように用意されていることに難色を示した」コメントが話題となり、X(旧Twitter)でも「審査員の好み」という言葉がトレンド入りしました。

 

飯塚さんの審査が松本人志さんと異なるスタイルであることは当然ではありますが、その点数の付け方やコメントが結果に大きな影響を与えたことが、今回の議論の焦点となっています。

 

審査員全員が同じ感想や点数をつけることはあり得ないものの、飯塚さんの「自分ルール」が強く表れた審査スタイルが、公平性に欠けるとの印象を与えたようです。

 

さらに、今回の審査結果がここまで議論を呼んでいる背景には、ファーストステージからファイナルステージまでが非常に接戦であったことも関係しています。

 

ファーストステージではファイヤーサンダーが476点で1位通過しましたが、2位のロングコートダディラブレターズとはわずか1点差という状況でした。

 

4位以下も僅差が続いており、特に今回の大会は近年稀に見る大接戦だったと言えます。

 

その中で飯塚さんが他の審査員と異なる点数の付け方をしたことが、結果に大きな影響を及ぼしたことが視聴者の注目を集めています。

 

また、飯塚さんの審査スタイルは、過去の大会においても「自分ルール」を強く反映していたことが知られています。

 

例えば、2022年の大会でいぬがキスを繰り返すネタを披露した際、飯塚さんは「キスは禁じ手」として厳しい評価を下しました。

 

このように、飯塚さんは一貫して独自の基準で審査を行っており、今回の『キングオブコント2024』でもその姿勢が色濃く表れたと言えるでしょう。

 

キングオブコントの審査がどのような項目に基づいて行われているかについては公式に明確なガイドラインが公開されていませんが、一般的にお笑いのコンテストでは以下のような要素が考慮されることが多いとされています。

  1. イデアの独創性 - 他にはない斬新な発想が評価される。

  2. 構成と展開 - コントのストーリーがしっかり組み立てられているか。

  3. 演技力 - 役柄をいかに上手く演じているか。

  4. 笑いの質と反応 - 観客の反応や笑いの大きさ。

  5. 完成度 - 全体的な完成度や技術的な細部が丁寧に作られているか。

これらの項目は、お笑いの魅力を多面的に評価するために用いられることが多く、世の中の求める公平性を確保するためには、ガイドラインとしてしっかりと定められるべきです。

 

ガイドラインを基に審査することで、各審査員の個人的な評価を適切に反映しつつも、全体としての公平性を保つことができます。

 

そのため、審査員の個性や経験を反映しつつも、共通の基準に沿った評価が重要です。

 

「審査員の好み」が賞レースに与える影響については、賛否が分かれるところです。

 

一方で、こうした好みが審査結果に反映されることは、賞レースのお笑いの難しさや面白さの一部でもあります。

 

審査員それぞれが異なる視点を持っているからこそ、多様な評価が生まれ、それがコントの世界の魅力を引き立てる要素にもなっています。

 

しかし、その一方で、視聴者からは「公平性に欠ける」との批判が出るのも理解できるところです。

 

今回のキングオブコントでは、飯塚さんの独自の視点が結果にどのように反映されたのか、多くの視聴者が注目することとなりました。

 

そのため、彼の審査スタイルが公正かどうか、またその影響力がどれほど大きいのかについての議論はしばらく続くことでしょう。

 

審査員全員が異なる背景や経験を持ち、それぞれの視点から評価を行うことで、お笑いの深みが増す一方で、その結果が公正であるかどうかは常に問われ続けることになります。

 

審査の公平性や独自性について、皆さんはどのように感じましたか?

 

審査員それぞれの個性が結果に与える影響についても、ぜひ皆さんのご意見をお聞かせください。

 

ご覧いただきありがとうございました。🌸