こんにちはantakaです。
近年の調査によると、夫婦の約64%が「セックスレス」であることが報告されています(出典:【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024)。
このような結果を受けて、結婚における性行為の役割について再考する動きが広がっています。
- 1. 結婚における性行為の重要性とは?
- 2. 性行為がなくても幸せな結婚生活
- 3. セックスレスの原因とその割合
- 4. 新たな結婚の形「友情結婚」
- 5. 性教育の不足とその影響
- 6. 結婚の価値観は多様化している
1. 結婚における性行為の重要性とは?
「愛情があれば夫婦間での性交渉は当たり前」という考え方は根強く存在しますが、必ずしもそうではない夫婦も増えてきています。
たとえば、結婚6年目の女性が、夫婦間で一度も性行為を行ったことがないと語ったケースがあります。
彼女は、性行為を拒否したわけではなく、何度か試みたものの、結局うまくいかずに悩んでしまったと言います。
2. 性行為がなくても幸せな結婚生活
興味深いことに、この女性は性交渉がないことで罪悪感から解放されたと感じています。
性交渉以外の愛情表現を重視し、夫婦間のコミュニケーションが深まったと感じているようです。
これは、性行為が必ずしも結婚の幸福にとって不可欠ではないことを示唆しているかもしれません。
また、データによると、セックスレスの割合は年齢が上がるにつれて増加する傾向にあります。
たとえば、20代では約30%〜35%、30代では約40%〜45%、40代では約50%〜55%、50代では約60%〜65%、そして60代以上では約70%〜75%の夫婦がセックスレス状態にあると報告されています。
3. セックスレスの原因とその割合
セックスレスの原因は多岐にわたりますが、主な要因として以下のものが挙げられます。
- 疲労・仕事の忙しさ: 約30%~40%の夫婦が、仕事や家事、育児の疲れから性行為を避けるようになる傾向があります。
- 性欲の低下: 約20%~30%が加齢やストレスにより、性欲自体が低下することが原因です。
- パートナーへの不満・倦怠感: 約15%~25%の夫婦が、長年の関係による倦怠感や不満からセックスレスになることが多いです。
- 健康問題・性機能の低下: 約10%~20%の人々が、性機能障害や病気の影響で性行為が困難になるケースがあります。
- コミュニケーション不足: 約10%~15%が、性に関する話し合いや互いのニーズの理解不足からセックスレスに陥ることがあります。
- 精神的な問題(ストレス・不安・鬱など): 約5%~10%の人々が、精神的な問題が原因で性行為への意欲を失うことがあります。
これらの原因は、個々の夫婦によって異なりますが、どの要因もセックスレスにつながり得るものです。
男女によっても、原因や影響は異なることが多いため、問題を解決するためには、お互いの状況や気持ちを理解し合うことが重要です。
4. 新たな結婚の形「友情結婚」
性行為を望まない、またはできない人々にとって、「友情結婚」という新しい結婚の形が注目されています。
友情結婚では、性行為を前提とせず、恋愛感情もほとんど持たないパートナー同士が結婚します。
友情結婚専門の相談所によると、この形式の結婚は、パートナーシップや家族を築きたいという希望を持つ人々にとって、有力な選択肢となっています。
5. 性教育の不足とその影響
また、性教育の不足が性行為に対する誤解や不安を生んでいる可能性もあります。
例えば、性感染症に関する教育は多くの学校で行われていますが、性行為自体についての理解は十分ではないことが多いです。
これにより、性行為に対する心理的なハードルが高くなり、結果的に夫婦間のコミュニケーションに悪影響を及ぼすこともあります。
6. 結婚の価値観は多様化している
現代における結婚の形は多様化しており、必ずしも従来の「当たり前」にとらわれる必要はありません。
性行為を重要視しない夫婦や、友情結婚を選ぶカップルも増えてきており、それぞれが自分たちなりの結婚生活を築いています。
私自身も、病気を患って以来、性行為はありませんが、夫婦間でのキスやハグは続けています。
これらの愛情表現を通じて、私たちの仲はむしろ強くなったと感じています。
私は、本来、相手の中身に惚れているのであれば、性行為がなくても良いのではないかと考えています。
結婚は、他人や社会のためではなく、自分たち自身のためにするものですから。
重要なのは、夫婦が互いに理解し合い、自分たちにとって最適な形を見つけることではないでしょうか。
自分たちにとって最も幸せな形を見つけ、そこに向けて二人で歩んでいくことが、結婚生活を豊かにする鍵だと感じます。
ご覧いただきありがとうございました。🌸